台湾旅行、台湾語学留学、台湾出張、台湾駐在、
いろんな理由で
台湾でも日本でも使える端末をお探しの方
いらっしゃると思います。
台湾でも日本でも使える端末は
どうやって探したらいいんでしょうか。
以前、台湾と日本のインターネットの周波数(LTEバンド)が違うっていう話をしました。
台湾と日本どころか、携帯電話会社ごとで違う周波数(LTEバンド)を使ってるんですけどね。
何が言いたいかと言うと、
SIMを提供している携帯会社、通信会社(docomoとかソフトバンクとか)
と
機械・端末(携帯とかスマホとかルーターとか)には相性があるよ
ってことです。
台湾と日本のband数について詳しくは
こちらの記事↓↓↓を参考にしてください。
つまり
このスマホはSIMフリーだから!って
そのまま海外へ持っていっても、
海外の周波数(LTEバンド)にそのスマホが対応してない場合
最悪の場合、使えないかもしれない…
ということです。
日本でも台湾でも使えるモバイルルータをお探しの方!
バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP を検討中の方も少なくないと思います。
私も、
色々比較検討した時、最終的に
バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP と
ファーウェイhuaweiのE5577
で悩んだからです。
でも、結局ファーウェイhuaweiのE5577にしました。
今回は、
なぜバッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JPを選ばなかったのか
台湾と日本と両方で快適に使えるモバイルルータをお探しの方に必見の記事です!
台湾でも日本でも使える?バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP
海外で使えるモバイルルータで検索したら、
必ず紹介されているといっても過言ではないのがこちら!
バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP
SIMフリーはもちろん、
色々な国のLTEバンドに対応しています。
っていうウリですね。
(つまり、海外に旅行に行く時、
これ一つあれば
その国のSIMに差し替えるだけで
その国のネットにつなげるよって事です。)
でもこの点に関してはは国ごとに確認した方がいいと思います!!
台湾に関しては下記確認作業をしてますので
見てくださいね。
なんといっても
特徴は安さと大容量バッテリー!
大容量バッテリー
7800mAh大容量バッテリー搭載!!
バケモノバッテリーか怪物バッテリーか…
って呼ばれてました。
モバイルバッテリーとしても十分使えるので、
スマホの充電がなくなりそうな時は、充電もできるって事ですね!
安い!
1万円以下で買えます。
値段は時期により上下していますが大体7000〜8000円で買えます。
モバイルルーターとモバイルバッテリー二つの機能がついて
この値段とは…!!
値段もバケモノです。
ZMI
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バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP は台湾でも日本でも使えるのか?
バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JPが
日本でも台湾でも使えるか、
それを知るのに大切なのは
やっぱり
LTEバンド数!
っていうことで見ていきます。
肝心のLTEバンド数は?
この端末(モバイルルータ)を台湾でも日本でも使いたいんです。
なので、台湾で使われてるWi-Fiの周波数(LTEバンド)と
日本で使われているWi-Fiの周波数(LTEバンド)にあってるか調べなければなりません。
台湾のLTEバンド数と日本のLTEバンド数
この記事↑↑↑で紹介したように
台湾で使われてるLTEバンド数はBand8、3、7、28、41
ここを押さえておけば大丈夫でしたね。
日本でも使いたいので、
ドコモはBand1 、Band19、東名阪はBand3 が必要で、
auはBand1 、Band18及びBand26 が必須、
ソフトバンクはBand1 、Band8 が必須ということでした。
では!!
バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP の対応LTEバンド数は?
「Battery Wi-Fi」ZMI MF855 モバイルWifiルーター| TJC株式会社 | ZMI日本総代理店によると
[4G FDD-LTE]
Band 1 (2.1GHz)
Band 3 (1.7GHz)
Band 7 (2.5GHz)[4G TDD-LTE]
Band 39 (1.9GHz)
Band 40 (2.3GHz)
Band 41 (2.5GHz) [AXGP]
となっていました。
台湾で使うにも日本で使うにも微妙なBattery Wi-Fi MF855
台湾でバッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JPをつかうと…?
台湾で対応してるのが
band3、7、41
でも、もっと詳しく見てみます。
携帯電話会社別(通信会社別)に見てみると
(バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP対応のbandは太字にしました)
中華電信:900MHz (Band 8)、1800MHz (Band 3)、2600MHz (Band 7)
遠傳電信:700MHz (Band 28)、1800MHz (Band 3)、2600MHz (Band 7 / 41)
台灣大哥大:700MHz (Band 28)、1800MHz (Band 3)
台灣之星:900MHz (Band 8)、2600MHz (Band 7)
亞太電信:700MHz (Band 28)、900MHz (Band 8)、2600MHz (Band 38 / 41)
つまり
バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JPは
MHz数の大きいバンドには対応しているけど
MHz数の小さいバンドには対応していません。
どういうこと!?
もう3回目ですがしつこいって言わないでくださいね。
この記事に↓↓↓書きましたが…
MHz数が大きいバンドは
通信速度が速いバンドです。(バンド3、7、41など)
MHz数が小さいバンドは
建物内や山間部、地下などで繋がりやすいバンドです。(バンド8、28など)
つまり、
街中で(地下以外)繋がりやすい場所にいる時には、
MHz数の大きいバンドで高速通信が楽しめます。
が!
地下へ潜ったり、けっこうな田舎へ行ったりすると、
この高速通信のバンドには繋がりにくくなります。
そこで力を発揮するのがMHz数の小さいバンドです。
つまり、
バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JPを台湾のSIMで使うと
MHz数の小さいバンドには対応していないので、
田舎や地下、建物の中でつながりにくくなる
ということです。
日本でバッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JPをつかうと…?
ドコモではband19に対応しておらず、
au、ソフトバンクではband1にしか対応してない。
これはかなり痛いです!!
ドコモとの相性
ドコモのband19はいわゆるプラチナバンドです。
プラチナバンドに対応できない…
つまり、
台湾で使った場合と同じく
田舎や地下、建物の中でつながりにくくなります。
au、SoftBankとの相性
band1っていうのは日本で使われてる一番基本的なbandです。
使えるのが超基本的な部分だけ…って
つまり
めっちゃ不便ですよね。
当然プラチナバンドにも対応してません。
田舎や地下では通信状況が悪くなりますし、
その他、例えば
SoftBankだったら
通じるはずのところなのに通じにくくなる
っていうことが起こり得ます。
日本でバッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP、
使えなくないですが…
安いし
モバイルバッテリーとしても使えるのは魅力的ですが
台湾と日本で使おう!!って人には向いてない感じです。
ちなみに、バッテリーワイファイ(Battery Wi-Fi) MF855_JP、
中国で使うにはけっこういいらしいですよ。