今回は日本語「さすがに~」の意味と例文を解説します。
「さすがに」の意味
「さすがに~」は
大きく分けて3つの意味になります。
③の意味で「さすがに」を使うときは、
「さすがに~ない」という表現になることがほとんどです。
「さすがに」の意味①
~ということは予想していました。
実際、やっぱり~でした
「さすがに」の意味②
~ということは認めます。
でも、~の程度が高過ぎて、さすがに許容範囲を超えています。
或いは
~ということは予想していました。
でも、~の程度が高過ぎて、さすがに予想を超えています。
許容範囲や予想を超えているので、
その結果「~ない」「~できない」となることが多いです。
「さすがに」の意味③
~ということは認めます。
でも、~の程度がどんなに高くても、さすがにできない。
③の意味で「さすがに」が使われる場合、
「さすがに~ない」「さすがに~できない」という使い方をすることがほとんどです、
「さすがに」の例文
「さすがに」を使って例文を作ってみました。
3つの意味ごとに分けています。
「さすがに」意味①の例文
佐藤さんは台湾に5年いただけあって、さすがに中国語がペラペラです。
台湾の夏はさすがに暑い。
彼女が抱っこするとどんなに泣いている赤ちゃんもすぐに泣き止む。
さすがに3人の子供を育てただけある。
「さすがに」意味②の例文
隣に引っ越してきた人、いつもうるさい。1日なら我慢できるがさすがに毎日は耐えられない。
(うるささの程度が許容範囲を超えています。結果、耐えられません。)
きょうの料理味付け濃くない?ちょっとならいいけど、さすがに今日のは濃すぎて食べられないよ。
(味付けの濃さの程度が許容範囲を超えています。結果、食べられません。)
いくら日中暑かったとはいえまだ3月。さすがに夜は寒かった。
(日中暑かったとはいえ、まだ3月なので、夜は寒いかもしれないと予想していたけど、予想以上に寒かった。)
「さすがに」意味③の例文
いくら騙されやすくてもさすがに子供には騙されない。
いくら腕のいいお医者さんでもさすがに末期の癌は治せない。