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台湾へ中国語短期留学!半年後からが伸びる時期だった!【実体験】

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中国語レベル0で台湾へ渡り、

台湾の大学の語学センターへの留学を半年間

その後、台湾で暮らし始めて2年半になります。

 


台湾で中国語を勉強して

一体どのくらい話せるようになるんだろうか…


これからワーホリや短期留学を考えている方は

気になる点かもしれません。

 


もちろん、

語学の習得の速さは人によって全然違います。


勉強の仕方、環境、性格、能力など

それぞれ違うからです。

 


ただ、

どんな勉強の仕方をして

どのくらい一生懸命やったら

どのくらいの期間

どのくらい中国語ができるようになるのかを知る、

あくまで一例として

私の例を参考にしていただけるのではないかなと思いました。

 


実際私もよく気にしていたことだからです。

 


短期留学期間の半年間は

自分で言うのも…って感じですが

めちゃくちゃ頑張っていました。

 


詳しくは前回の記事をどうぞ↓↓↓

今回の記事はこの記事の続きです。 

www.taiwan-haowan.net


そんなわけで留学期間中は頑張ってましたが

留学期間を終えてからダラけだします(;▽;)


勉強という勉強は全くしていません٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

 


そんなんでも(´Д` )

今は

7〜8割くらいは中国語を聞き取れますし、

7〜8割は不便なく自分の意思を伝えることもできます。


文法がおかしいというのは自覚してますので

正確な文法が使えるかどうかに関しては…

5~6割(もっと少ないかも?)ってとこだと思います。

 

なので、

今、中国語を学び始めたばかり

心が折れそうになっていても

ここから伸びますので諦めないでください!

 

今回の記事では

ここからが伸びる時期だと言える理由も書いてます。


さて、では

半年間の短期留学を終えてからの

私の中国語の変化を見てみましょう。

台湾短期中国語留学を終えてから半年後の中国語レベルを振り返る

 

この頃は留学期間の半年が終わり、

学校に通うことから解放され、

学校のプレッシャーからも解放されて

台湾人と接する時間が多く持てるようになり

嬉しかったのを覚えています。

 

留学期間を終えて台湾でどうやって中国語を勉強したのか

 

勉強という勉強はしていません。


正確には、

勉強をちゃんと続けようと思っていたけど

しませんでした。

サボタージュ…


学校に通うのはプレッシャーもありましたが

勉強をしなければならない環境が整っていたともいえます。

 


中国語の勉強らしいことでやっていたことといえば

台湾人の話す言葉でわからない単語を辞書で引く

ということだけです。


辞書で引いて、

「あなたがさっき使った単語はこの単語ですか?」って

台湾人に確認して

「なるほど、こういう言葉を使うのか~」

 


…で、終わり。

 


この後、

辞書で引いて「覚える」という作業はしていません。

 

 

私の愛用している中国語辞書はこちら↓

www.taiwan-haowan.net

www.taiwan-haowan.net

 

 

台湾留学を終えての半年後から単語を覚えるスピードが上がってくる

 

前回の記事でこう書きました。

変化を感じるのは半年後からです。


半年までは

しっかり発音をマスターして

中国語の音に慣れ

基本的な単語を無理なく覚えれるだけ覚えれば

十分だと思います。


半年で築いた基礎生きてくるのはここからです!

そして、

漢字を使う日本人の強み生きてくるのもここからです!


新しい単語を覚えられるスピードが上がります

知らない単語を調べなくても、意味がつかめるようになります。


中国語を学び始めて半年間まで

つまり

中国語の音に慣れるまで

1つの単語を覚えるのにすっごく時間がかかっていました。


意識して覚えようとしているのに忘れるんです。

 

引用元の前回の記事はこれです↓

www.taiwan-haowan.net

 


でも

基礎がしっかりした頃から

中国語の音に慣れた頃から

だんだん単語を覚えるスピードが上がっていくんです。

 


これには理由があります。

 

新しい単語を覚えられるスピードが上がる理由とは?

 

私たち日本人は

中国語を覚える時に

ピンイン「漢字も」一緒に覚えます。


「この漢字はこういう音」というふうに記憶するんです。


すると、

すでに知っている漢字で構成された知らない単語が出てきた時、

漢字が"ポポっ"と頭に浮かんで、

知らない単語なのに意味がつかめたりします。

 


例えば「高血壓」(gāoxuěyà)。

これは高血圧という意味で、初歩の中国語単語には出てきません。

 


でも

「高」(高さが高い)という形容詞と

「血」という名詞と

「壓力」(圧力、ストレス、プレッシャー)というの名詞は

中国語学習の比較的最初の方に覚えます。

 


それで、

「高血壓」という単語を知らなくても

話の文脈すでに知っている単語の発音から

「あ、これは高血圧のことを言ってるんだな」って

ピンとくることがあるんです。

 


すでに

「高」「血」「壓」それぞれの発音を知っているから

ピンときます。

(もちろんピンとくるには、

それぞれの正確な発音できて、聞き取れることが前提です。)

 


あとは「高血壓」という

3文字の組み合わせの音に慣れてしまえば

わざわざ覚えようとしなくても

不思議なことに簡単にインプットされます。

 


ピンとこない…という方も心配ないです。


「gāoxuěyà」と聞いただけではピンとこなくても

「高血壓」という漢字を見て、

『ああ「gāoxuěyà」は「高血壓」ということか。

すでに知っている漢字の組み合わせじゃないか』となれば

それでもうこっちのものです。


3つともすでに発音を知っています

単語も日本語と同じです。


特に覚える必要ないですよね!


単語を覚えるスピードが上がるのも納得です!

 

漢字を使う日本人の強みが生きてくるとはどういうことか

 

先ほどの「高血壓」のように

中国語の単語と日本語の単語には同じものがたくさんあります。

 


中国語を学び始めた頃の覚える単語は

日本語と違うものが多かったかもしれません。


安いは「便宜」,好きは「喜歡」、書くは「寫」などです。

 


でも基礎中国語を学び終えた後くらいから

「覚えたい単語の中に、日本語とおんなじ単語がいっぱい!」

ってことに気づきます。


「循環」とか「包括」とか「實(実)際」とかです。

 

これらの単語は

すでに日本語で知っている単語で、音だけが違います。

 

音さえ覚えれば、

単語も意味も覚える必要ないっていうことです。

すごく日本人に有利です!

 

話す側になった時も同じです。

 

例えば

「事実」という意味の中国語の単語を知らないとします。

 

そんな時こう考えます。

『「事実」って中国語でなんていうんだろう?

でも、もしかして日本語と同じかもしれない!

「事」の発音も「実」の発音も知ってるから、

ちょっと試しに中国語の発音で「事実」って言ってみよう。』

 

わからない単語があっても、

こんな感じで通じることが多くなってきます。

 

発音さえきちんと覚えていけば、

日本人は、

覚える必要のない中国語単語がたくさんあるんです!

 

日本人中国語学習者の特権です!

 

 


分かる単語がどんどん増えていく感じや、

今日の会話の内容ほぼ分かった!っていう時が増えていく感じは

なかなか嬉しいものです。

 


もちろん、

「昨日より上達した!」なんていう劇的な変化はありません。

 


でも1日1日の積み重ねが

1ヶ月前より上達してる!とか

3ヶ月前より分かるようになってる!とかの実感につながります。